ペルセウス流星群(流れ星)を見よう!

◎2022(令和4)年7月23日(土)

月明かりに負けない明るい流星に期待

今年のペルセウス座流星群の活動(注1)は8月13日10時頃に極大(注2)を迎えると予想されています。ただし、今年は8月12日が満月のため、ほぼ一晩中明るい月明かりがあり、観測条件が良くありません。見える流星の数は、例年よりもだいぶ少なくなりそうです。

普段より目立って多くの流星を見ることができるのは、11日の夜から13日の夜までの3夜で、このうちの12日の夜に最も多くの流星が出現すると予想されます。いずれの夜も、21時頃から流星が出現するようになり、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなると予想されます。最も多く流星が見られるのは、13日の夜明け近く(東京では3時台)と考えられ、このときに空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり30個程度と予想されます(注3)。例年よりも数が多くなく残念ですが、ペルセウス座流星群では月明かりに負けない明るい流星も出現しますので、期待しましょう。
(出典;国立天文台